■お出かけ 2009
GW真っ只中、1泊で愛媛に行った。
泊まるところだけ決めて後は風まかせ。
四国は結構こまめに回っているので有名処はだいたい行ったことがある。しかしながら、松山道を走っていていつも見ているのだが行ったことがないところがあった。それが愛媛県総合科学博物館であった。
ということでそこへ行ってみた。
- 5/4 -
高松中央ICから高松道に入り西へ向かった。料金1000円ということで混雑を心配たが全く当てが外れた。いつもと変わらず。松山道に入り、いよ西条ICで降りた。博物館は新居浜の西の端にあるので、新居浜ICよりいよ西条ICで降りたほうが早く行くことができる。ICから国道11号線をちょっと戻って道路標識に従って山の方に行けば5分くらいで到着した。こちらはさすがに多かった。立体駐車場の最上階、露天のところまで行った。
入場料は500円、小中学生は無料。ワシとカアちゃんは「四国の得するパスポート」なる冊子に付いているクーポンで団体料金400円で入った。プラネタリウムもあるが時間がなかったので行かなかった。こちらは別料金。子供も必要。
常設展示室に入る前に裏庭のようなところでシャボン玉の催しをしていたのでまずはそちらにいった。子供が大勢思い思いにシャボン玉を作って飛ばしていた。液がいいのだろう、結構りっぱなのができていた。風もあり大きなシャボン玉がふわふわと飛んでは消え、飛んでは消えしていた。
常設展示室は4階と3階にあり、まずは4階へ。4階は自然館。宇宙や地球についていろいろ展示されていた。子供には恐竜の模型が人気のようだった。これは口や目が鳴き声とともに動いたりしていた。3階は科学技術館、産業館。科学技術館は、よくある科学館のように科学を分かりやすく体験できるような展示もあり、子供はこういったところも好きそうだ。産業館はちょっと大人向けか。
見て回るのに結構時間がかかった。常設展示だけで3時間くらいかかった。やっぱり総合科学博物館というのは伊達じゃなかった。ボリュームがあった。愛媛県、金持ち!
- 総合科学博物館全景 - 駐車場から。右端の橋で松山道を渡って行く。 |
- シャボン玉の催し - 液がいいのか結構大きいのができて皆大喜び。 |
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- 恐竜 - 恐竜はやっぱり人気がある。 |
- 円錐 - 円錐形の中は吹き抜けで、螺旋スロープ/階段がある。 |
閉館の5時半までいて、そこから一路休暇村瀬戸内東予へ。
迷うことなく40分ほどで到着した。休暇村は海を臨む高台にあり天気が良ければ燧灘がよく見渡せそうだったが、あいにく今日は朝からどんよりと曇っていて良くも悪くもならず、見通しはあまりよくなかった。
風呂に入って露天風呂から今治小松自動車道を見ると、長蛇の列ができていた。終点の今治湯ノ浦ICが近くなのでその渋滞だった。いくらECTで料金所をノンストップで通過できても(無理かな)その先国道に出るのに信号があるとこうなってしまう。ご苦労様と思いながら湯に浸かっていた。
夕食はバイキング。たらふくいただいて満足満足。極楽極楽。
- 休暇村瀬戸内東予 - きれいに改築されていた。 |
- 部屋からの眺め - 海は見えるが、どんより。 |
- 5/5 -
朝は7時からのお散歩会に出てみた。休暇村の人が近くの遊歩道を案内してくれる30分ほどのものだ。参加は4組。小高い展望台に行き朝の瀬戸内海を眺めた。やはりどんよりしていた。
朝食もバイキング。これもたらふくいただいた。
- 散策路から1 - 休暇村のテニスコートと海。前日と同じくどんより。 |
- 散策路2 - 休暇村の向こうに四国山脈の山々が望めるはずだったが。 |
行くところは特に決めてなかったので適当に松山方面に向かっていたが、14年前に行った四国カルストに向かうことにした。とべ動物園近くを通ることになるので覚悟はしていたが、果たして渋滞に引っかかってしまった。しょうがないけどこういった渋滞が一番いやだね。
一気に標高720mの三坂峠を越えて山間地に入り、仁淀川の上流地域を通り、また山に向かい、ようやく四国カルストの入口である地芳峠に到着した。直前の国道440号線はかなりのグネグネ道で、前に遅い車がおり結構いらいらさせられた。地芳峠からは尾根道を進み、視界が開けてきたら四国カルストの中心地姫鶴平に到着した。休暇村を10時に出発して姫鶴平が2時だったから4時間もかかったことになる。
ここは主に草原で南と北の山々がよく見渡せた。車も多く思ったより賑わっていた。雲は多かったが風が気持ちよかった。普段はもっと風があるのか、風車も見えた。
- 姫鶴平1 - (3枚合成) 北東方向。右奥の東方面にカルストらしい風景が広がる。右端に風車が立っている。 |
- 姫鶴平2 - (3枚合成、ちょっと下手) 南方向。下の谷から風が吹き上げてきて気持ちいい。 |
もうちょっと先に行くと、草原の中に石灰石が点々とあるいかにもカルストというとこに出た。路肩に車を止めて牛や景色を眺めていた。山口の秋吉台と違ってここは山の上なので眺めがよろしい。秋吉台には知名度で劣るが、眺めでは負けていないと思う。 (福岡の平尾台もいいけどね。)
- カルスト1 - 岩ゴロゴロ。右の黒い点は牛。 |
- カルスト2 - 姫鶴平方向を望む。 |
あとはもう高知県側に下りて、須崎に向かった。道の駅かわうその里すさきに立ち寄り休憩してから、高知道、高松道をひた走り高松まで戻ったのであった。こちらも料金は1000円であった。