home > お出かけ2009 > マレーシア7/30

お出かけ マレーシア編 (2009/07/26~31)

2009/07/26(日) 出国
2009/07/27(月) 移動、キナバル公園
2009/07/28(火) 植林、ポーリン温泉
2009/07/29(水) 小学校、植林
2009/07/30(木) 自由行動~31(金) 帰国
おまけのあとがき



7/30 自由行動


 今年は二日酔いもなく気分すっきり目覚めた。曇り。

悪天候

 娘はまだ夢の中なので、6時過ぎから一人散歩に出た。とにかく海を見なければ、とプライベートビーチに繰り出した。貸切だった。どんよりした空の下、西に向いたビーチには南シナ海の波が打ち寄せていた。潮風に吹かれていて口ずさんでしまったのは、そう、南沙織の「潮風のメロディ」。「潮風」で浮かんでくるといえばやはりこれですな、と言ってもワシは南沙織よりはずっと若いのだが。ビーチを端まで歩いてみたかったが2kmあるのでやめた。プールなどを見て回ってから部屋に戻りしばらくすると空が暗くなってきた。黒雲が空を覆い雨が降ってきた。そのときはすぐにやむだろうと思っていた。

- 宿泊棟 -
 部屋は6階建ての2階。
- ビーチへの小径 -
 朝の散歩は気持ちいい。
- ビーチ -
 人気のないビーチ。ちょっと海に入ってもよかったなあ。
- カニ -
 体長1cmくらい、見事な保護色。
- ビーチ風景1 -
 南国風。当たり前か。
- ビーチ風景2 -
 砂浜が広い。

 娘を起こし朝食を食べにレストランに行った。昨年二日酔いでジュースと果物少々しか食べられなかったところだ。今年は体調万全。朝からステーキにかぶりつきサラダを平らげ、焼きそば、食パン、クロワッサン、マフィン、ケーキ、ヨーグルト、スイカ、メロン、グアバ、パイナップル、などなど手当たり次第に食べてやった。ざまあみろ。昨年の恨み、今ここで晴らしたぞ、とホテル側には何の落ち度もなかったのだが、思わずそう思わずにはいられない心境になっていたのである。満足満足。ここ3日間の朝食バイキングがいまいちだったので、ここの満足感は言いようがない。筆舌に尽くしがたい。(残念ながら写真なし。)

 朝食の間も雨は降り続き、10時からのオランウータンウォッチングの集合時間9時20分になってもやまなかった。むしろ激しくなっていた。しかも雨だけでなく風もすごかった。海側からの風により雨がロビーのほうに吹き込んできていたため従業員がイス、テーブルを移動させていた。結局この風雨のせいでオランウータンウォッチングは中止となった。午後2時からも同じものがあるのだが泳ぎたかったのでそちらの申し込みはせず、雨がやむのをひたすら祈っていた。

プール

 その祈りが通じたのか、通じたと思うにはちょっと遅い気もするのだが、11時半頃になってようやく雨がやんだ。そしてにわかに雲が遠のき青空から熱帯の直射日光が容赦なくプールサイドに照り付け始めた、とはいかず、雨がやんだ後もどんよりとした雲が全天を覆い時折薄日が申し訳なさげに照るくらいの、リゾート地にしてはいささか拍子抜けするような空模様だった。プールに行ったときには先客は1組のみ。ほとんど貸切状態だった。プールは深さの異なる3つをつないだような形のもので、極めて小さいながらも滑り台もあった。そのうち客も増えてきて賑やかになったが、日本のように芋の子を洗うようなことになることはなかった。途中、ビーチに行って海にも入ってみたが、何とぬるいことか。天気もよくないので今年はプール専門にすることにして早々に海から出た。

- プール風景1 -
 まずは貸切。
- プール風景2 -
 ちょっと客が増えた。宿泊棟をバックに。
- 昼食 - (ピザは食べさし)
 ピザとチキン。これで64RM(1700円!)
- 花 -
 プールサイドの見慣れない花。

 結局15時過ぎまでプールで遊び、急いで部屋に戻りシャワーを浴びる暇もなく片付けをぱぱっと済ませロビーに集合した。精算を済ませみんなを待っていたが、皆さん割とのんびりと集合しており、こんなもんだったらシャワー浴びとけばよかった、と思った。

クアラルンプールへ

 そしてコタキナバル空港に向けて出発した。途中、チョコレート専門店に立ち寄った。郊外の住宅地の中にちょこんとその店はあった。道すがらちょっと立ち寄れるような場所にはなく、知る人ぞ知る店と言った感じだった。専門店というだけあってチョコレートの種類は昨夕行った土産物店をはるかにしのぐものだった。みなさんたくさん買っていたが、ワシは昨日買い物は済ませていたので試食して回るだけだった。

 チョコレート専門店から空港までは10分足らず、17時半に到着した。4日前に到着したときも空港が新しくなったのは分かったが、夜ということで全貌は分からなかった。今日はよく分かった。近代的な空港ビルの中は昨年の古いビルとは比べ物にならないほど垢抜けたものに変わっていた。手続きを済ませ19時25分、4日間滞在したボルネオ島からさよならしたのであった。

- コタキナバル空港1-
 あまりにもきれいでおもしろくない。
- コタキナバル空港2 -
 売店、否、ショップも充実した。
- 機内食1 -
 これが本日の夕食となった。ちょっとさみしい。
- 機内食2 -
 こんなものあります。

 クアラルンプール国際空港には21時40分に着陸した。ここで成田組と分かれて、空港内をぶらついて時間つぶしをした。マレーシア航空MH52便は定刻では23時45分発の予定だったので30分前の搭乗開始時刻に搭乗ゲートに行こうとすると出発が30分遅れるとのこと、しかも搭乗ゲートも変更とのこと。またぶらぶらと時間つぶしをすることとなった。
 

7/30 終わり

7/31 帰国

夜中の死闘

 結局0時20分離陸、マレーシアよ、さようなら。

 水平飛行になってすぐさま、0時45分には軽食が出た。娘は離陸後間もなく眠り始めたので、娘の分まで平らげ、それから睡眠となった。

- 夜食 -
 これを二人前、平らげた。その結果...

 2時20分、1時間ほど眠って目が覚めた。直後、血の気が引き顔面蒼白になるのが分かった。胸の辺りがむかむかする。座席に座っていられない、今すぐ横になりたい、でもどこで?  吐き気を感じトイレに駆け込んだ。しゃがみ込み吐く体勢をしたが、吐けない。何か違う。今度は便器に座りうずくまっていた。体が動かない。5分ほどすると便意がきた。その後も時間をおいて2度3度と出るものを出しそのままうずくまっていた。30分くらい座っていた。だんだん体がしっかりとしてきた。やっと立ち上がれる気がしてきた。トイレを出て、トイレのすぐ隣に座っていたキャビンアテンダント(夜中の3時に何か書き物をしていた)から氷水をもらい、それを立ったまま時間をかけて飲み干した。体がしゃんとしてきた。座席に戻った。30分前の死闘がうそのように思えた。一体何が起こったのか。軽食を2人分食べたのが悪かったのか...。

 3時からまた1時間ほど眠って4時ごろ目が覚めた。外はほんの少しだが明るくなっていた。しばらくして機内も明るくなり4時45分頃朝食が出た。リゾートでの朝食バイキング同様、去年ほとんど手を付けられなかったものだ。しかしながら今年は違う。気分すっきりで臨んだ。見事平らげまたしても昨年の恨みを晴らしたのだ。しかも娘の分までちょっと食べたのだ。娘は娘で、時間はかかったが寝不足にも関わらず食べられるものは食べていた。えらい、さすがワシの娘だ。いいことだ、うん。

- 朝食1 -
 朝一番、これは結構...きます。
- 朝食2 -
 クロワッサンが見事につぶれていた。
- 風景 -
 徳島を望む。日本に帰ってきた~。

 飛行機は四国上空を横切り徳島の町を眼下に望みながら徐々に高度を下げ、7時23分(以下、日本時間)無事、関西国際空港に降り立ったのであった。とりあえず日本には帰ってきた。皆さんとお別れをして、40分ほど待ってからバスに乗り込んだ。帰りのバスは乗客8名。相変わらずがらがら。8時45分発で、11時55分に岡山ICバス停に到着した。実家に立ち寄ったりしたので家にたどり着いたのは16時であった。5日半ぶりの我が家であった。

 それにしてもまだ梅雨明けしていないとは。にもかかわらず日本のほうが暑いわい。(まだ梅雨明けしてないのに。)

7/31 終わり

<<7/29小学校・植林へ  おまけのあとがきへ>>


inserted by FC2 system