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お出かけ マレーシア編 (2009/07/26~31)

2009/07/26(日) 出国
2009/07/27(月) 移動、キナバル公園
2009/07/28(火) 植林、ポーリン温泉
2009/07/29(水) 小学校、植林
2009/07/30(木) 自由行動~31(金)帰国
おまけのあとがき



7/28 植林、ポーリン温泉


 曇り。6時半に散歩に出かけた。やはり寒い。キナバル山もそのまま雲の中だった。

 朝食バイキングは昨日よりは断然良かった。でもこのあたりは冷水を飲む習慣がないのか、冷水を頼むとまず常温の水をコップに入れてくれて、それから氷を入れに奥に引っ込んでしまった。こちらの氷はいいの(ちゃんとした飲料水を凍らしたもの)と悪いの(水道水を凍らしたもの)があると聞いていたのでちょっと不安だったがまあそこは腐ってもホテル、あんまり変なもんは出さないだろうと思い込んだ。結局何ともなかった。(ただし氷がどっちだったかは不明。)

植林サイト

 8時半に集合、出発。植林地までバスで40分、徒歩で30分とこれは昨年と変わらず。変わっていたのは、山道の登りで、苗木やスコップを持って上がることだった。何の苗か分からなかったが2、3個入った袋を両手に持って山道を登った。そのころには天気もよくなり汗がにじみ出してきた。

- 両手に苗木 -
 土も入っており結構重い。
- 植林地への道 -
 山道(坂、一部土の階段)を20分ほど登る。

 植林会場では例年通りまずは式典が執り行われ、その後作業に取り掛かった。
 今年はワシは子連れということで危険が伴う草刈隊(昨年ワシがケガした!)ではなく苗植え隊となった。すでに下草の刈ってある裸地に植え付け位置を表す棒が刺してあり(現地の人が下準備してくれている)、そこを掘って穴を開け苗木を植えつけるというものだった。専用スコップで穴を開け、持って上がってきた苗木を1本1本植えつけた。今回は斜面に植えたが、急斜面では掘り返した土が油断したすきに転がり落ちて行き下で作業している人を直撃したり、足を取られて転げ落ちそうになるなど難儀していた。それにしても熱帯とは言え適度に風がありからっとしていて結構快適に作業することができた。周りの山々も変わらず心地よかった。今年も来たぞ~~、と大声で叫んだ(心の中で)。

- 植林会場中心部 -
 右側から登ってきた。一応左側から車の乗り入れができる。
- スコップ -          (Kさん提供写真)
 日本では見かけない形。
- 植林前 -
 下り斜面だ。棒の刺さっているところに植える。
- 植林後1 -
 立派に育ってくれ~
- 植林後2 -          (Kさん提供写真)
 枯れないでくれ~
- 植林風景1 -          (Kさん提供写真)
 結構な斜面だ。
- 植林風景2 -          (Kさん提供写真)
 油断すると転げ落ちる。 
- 昼ごはん -
 まあまあいけるのだが、量が多い。

 また草刈隊は昨年苗植えした場所の草を刈ったが、シダに似た草などがかなりはびこり、シダもどき刈りといってもよいくらいだった。

 作業は順調に進みみんな三々五々休憩となった。差し入れのドリアン(でよかったのかなあ)を食べたり昨年もあったヤシの実ジュースを飲んだりしてクールダウンを行っていた。

 休憩の後は続いてランチタイム。昨年と似ていたがちょっと違った。(から揚げ+チャーハン)+(から揚げ+焼きそば)である。焼きそばは昨年よりはべっちゃり感がなくなって食べやすくなっていた。しかしながら相変わらず量が多かった。半分くらいでちょうどよさそうだった。

 その後は記念写真など撮ってから今日の植林作業は終了。後は下山となった。

ポーリン温泉

 そこからはポーリン温泉へ向け出発した。30分ほどで到着し、温泉場へ。ここで温泉組とキャノピーウォーク組とに分かれた。温泉組は少数派で、ワシらはキャノピーウォーク組。

 5つの吊り橋が熱帯林の上のほう、地上40mにかかっておりそれを渡るものだが、今年は4番目と5番目の橋が修理中とのことだった。そのためだろう、ディスカウントされていた。通常大人5RM、小人2.5RMのところ、このたびはそれぞれ3RM、1.5RMだった。結構良心的ではないか。
 熱帯林の中の山道をしばらく登って行ってウォーク入り口に到着すると行列ができていた。本当は一方通行で5つの吊り橋を渡るのだが、今回は第3吊り橋で引き返さないといけない。そのためになかなか進まないのだった。やっぱりこの吊り橋は「こわおも」。幅30cmくらいの橋の底板がちょっと沈み込んだり横揺れが面白かったり、景色がよかったり、人それぞれ思うところがあろうが面白い。誰が考えたのか知らないが面白い。
 ここでふと思った。今回は5橋のうち2橋が修理中ということなので、渡れる橋の数も料金もちょうど4割引だ。だが往復で計6橋を渡ったことになる。渡れる橋の数から言えば2割増しとなるところが4割引で済んだ。つまり半額になったということになる。かなりお得だったのだ。

- キャノピーウォーク チケット -
 左から順に、大人(5RM)、小人(2.5RM)、カメラ持込料(5RM)。 大人とカメラが同額とは。
 実際は40%引きだった。カメラ持込料はそのまま。
 ちなみにムービーの持込料は何と30RM! 大人6人分(通常時)とは!
- キャノピーウォーク入口 -
 canopy とは天蓋、空などの意味。
- 大木 -
 何となくきれいな木。
- ステーション -
 木の上のほうにある、吊り橋の付け根。
- 吊り橋 -
 幅30cmくらい。足を乗せただけで床板がちょっと沈む。

 キャノピーウォークの後はお決まりの足湯。多分地元の人だろう、ちょっと地黒の人が入っているところにご一緒させてもらったが、熱い。2秒も浸けると足がジンジンしてきた。すぐ横のぬるい方に避難した。

 ポーリン温泉の「ポーリン」とはこのあたりの竹のことで、背の高い密集した竹が各所に生えていた。それはそれは太く高い竹で適度な日陰を作る優れものだ。

- 温泉 -
 屋根の下の浴槽に自分で湯を張り、水着を着て入る。
- 温水プール -
 勝手に足湯として浸かっている人達もいる。
- 足湯 -          (Kさん提供写真)
 長方形のが3槽あり、温度が異なる。
- 温泉までの道 -
 大きな竹や樹木が日陰を作る。

 ここで急遽予定になかったオプションを提示され、ほとんどの参加者が乗ってしまった。(「しまった」というのは後で分かる。) ポーリン温泉のすぐ横に個人のラフレシア園なるものがあるという。今その園に世界最大の花として有名なラフレシアが咲いているらしい。開花しているのを見られるのは滅多にないらしい。細いジャングル道をしばらく行くと、あった。最大のものは直径2mにもなるというラフレシア。どう考えても1mはあるよなあ、と思っていたが、果たしてその大きさは...ん~ん、直径30cm(推定)の可憐な(?)花を咲かせていた。匂いはというと、近くに行けないように柵がしてあったので分かりません。この程度のラフレシアを1個見るのに30リンギッド(800円)はちょっとお高いのでは。ほかに見るもんないし。
 悔しさのあまり、入口の辺りにいた欧米人のグループの人からどれくらいの大きさか聞かれたときに腕を大きく丸くして見せてやった。その後、Just kidding ! と付け加えはしたが。

- ラフレシア園-
 「RAFFLESIA BLOOMING」とある。大きさは明記されず。
- ラフレシアの花 -
 2mくらいまでしか近寄れなかった。 におい、分からず。
- ラフレシアのつぼみ -
 中央の茶色いヤツ。かなり地味。
- 夕食 -
 中華です。

 それからホテルに戻って、またしても中華を食べたのであった。


7/28 終わり

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